【革靴】甲薄の人におすすめしたい革靴3選!

革靴

のすけ と同じく甲薄で紐締めると羽根ガン閉じになってしまう方に向けて。

のすけ が今まで試着も含め履いてきた数々の革靴から、甲薄の人に試してみていただきたい革靴をご紹介します!

甲薄あるある

お、いい感じの靴あるじゃん、ちょっと履いてみようかな。

羽根ガン閉じ…。

こんな経験をされた甲薄の方は多いのではないでしょうか。かくいう のすけ もその一人です。

特に某国産メーカー、日本人は甲高幅広であるとの観点から木型を作っているのは分かるけど、最近は甲薄の日本人も増えてるんだぞ!!

そこで、のすけ が数々の失敗を繰り返しながら得た知識を微力ながら世のため人のため役立てる時が来たわけであります。

今回ご紹介するのはレングスを確保しながらも羽根がちゃんと開いた革靴たちです。基本は木型ベースで紹介していきますよ。

ユニオンインペリアル いろいろ!

ユニオンインペリアルにはいくつかの木型があり、いろいろな木型を試着させていただきましたが、基本的には甲が薄めの木型が多い印象です。

のすけ の持ってるU1541はS53-2Eという木型でウィズは2Eなんですが、画像の通り羽根の開き具合はいい感じです。2Eなのに。

ハンドソーンウェルテッドで沈み込みも少ないので、試着の段階から羽根の開き具合はそう変わらないと思います。

羽根の開き具合はもちろんとして、履き心地もめちゃめちゃいい感じです。のすけ の足に合ってるってのもあると思いますが、足なり靴の中心線をねじってるような木型なんで足との一体感がすごいです。ノンストレスです。

ハンドソーンウェルテッドで足馴染みも早いですしね。

ホントに大好き。

オールデン モディファイドラスト!

紐とっちらかってんな…

一般的な革靴、というか特に英国靴とはフィッティングの方向性が違いますが、オールデンのモディファイドラストも甲薄さんにおすすめです。

のすけ も履き下ろしてまだまだですが、US8.5というサイズにも関わらず馴染み切ったとしても羽根が閉じ切るようなことはなさそうです。

履き心地としても、足先とカカトはノンストレスですし、アーチサポートも履いてて気持ちいいんでどなたにもオススメできる稀有な靴だと思います。

木型がわりと万人に合わせられるような木型になっているので、甲薄な方もOKでしょう。

また54321に限るかもしれませんが、恐らくですが羽根が短めに作られているような気がするんで、むしろ甲薄さん向けの革靴かもしれんです。

モディファイドラストについては54321の紹介記事とか履き下ろしの記事に書いてるんで、よろしければこちらもどうぞ。

CARMINA BALITX!

出典:https://www.carminashoemaker.com/

こちらは試着しかしていないので、「良さそう」としか言えないのですが…。

ちなみに木型の名前はBALITXと書いてバリッチと読むみたいです。

カルミナは薄く細い木型は豊富に揃っているようなので、BALITXに限らず色々な木型を試してみるのがいいかと思います。

BALITX以外だとRAINとかが甲薄でしょうか。

BALITXはけっこうロングノーズですが、全体的に薄く細く作られているのでシュッとしている木型です。甲回りも細めに作られているんで、甲薄さんにもバッチリです。

また、のすけ の場合ロングノーズの靴だと履いてるときにつま先が変に余ってるような感じがしてあんまり好きじゃなかったんですが、カルミナのものについてはそれを感じませんでした。のすけ だけかもしれませんが。ロングノーズを避けていた方にも一度試してみて欲しい靴です。

その他!!

あとはウィズを複数展開しているブランドもオススメです。

JMウェストンなんかは、たとえばゴルフであればB~Eの4種類のウィズを用意しているので、よっぽど特殊な足の方以外はちゃんとサイズ合わせて買えるんじゃないかと思います。ローファーに至ってはA~Fの6種類もウィズありますからね。正気の沙汰じゃないです。

エドワードグリーンなんかでも大抵の木型でD,E,Fの3種類のウィズを用意しているようなので、甲薄さんはDウィズを選べば比較的羽根が開きやすいんじゃないかと思います。でも のすけ はエドワードグリーンの場合、Dウィズでも結構羽根閉じてましたけどね!

ただ気をつけなければいけないのは、ウィズを下げると甲も低くなりますが、幅も狭くなるということ。甲薄幅狭の方なら何も問題ないのですが、甲薄幅広とかの場合は単純にウィズを下げるとボールジョイントがキツイみたいなことになりかねませんので要注意です。

最終手段!!!

どんな靴を履いてもウィズを下げても羽根が閉じ切ってしまう、あるいは足に合っていないがデザイン的にはすごい気に入っている、そんな場合にはこれ。

インソールかタンパッド!!

インソールとかタンパッドで調整すると、元の木型を損なうとかっていう意見もあるようですが、履けないよりは履けた方がいいに決まってますからね。ただ、やっぱりあくまでも最終手段のような気はしますが。

インソールでの調整であれば、既製品を使ってみてもいいですし、オーダーのインソールを作ってくれるお店もあったりするので、そういったお店でお願いするのも手だと思います。

のすけ もブロセントさんでインソールでの調整をお願いしたこともありますし。

タンパッドについては、オススメしないお店とかも多いようですが、インソールよりも羽根は開きやすいと思います。タンパッド使ったことないんで分かりませんが。

インソールだと一の甲だけでなく指先やボールジョイントも狭くなりますが、タンパッドであれば一の甲だけピンポイントで調整できますし、用途によって使い分けてもいいんじゃないかなと思います。

まとめ!

一口に甲薄と言ってもやっぱり人それぞれ足の形は違いますし、今日ご紹介したのも参考程度で見ておいてください。

他にもオススメの靴見つけたら順次アップデートしていく予定です。

甲薄さんが良き革靴ライフを送られんことを!!

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