【革靴】ブローグシューズの種類を解説!スーツに合わせていいのはどこまで?

ブローグシューズが大好きな のすけ です。

今回はブローグシューズやブローグの種類についてご紹介していきます。

あとはブローグシューズのフォーマル度なんかについても言及していきたいと思いますよ。

ブローグ(ブローギング)とは!

まずブローグ(ブローギング)というのは革靴に施される穴などの装飾のことを指します。
そしてブローグが施された革靴のことをブローグシューズと呼ぶわけです。
単純ですね。

ブローグシューズの代表格として有名なのが、トリッカーズのバートンですね。

起源については諸説あるようですが、雨が降った際やぬかるんだ場所に行く際に水はけをよくするため空けられたという説が有力なようです。
労働者や狩猟に行くための靴に施されたという説ですね。

一般的に穴飾りが施されることによってカジュアルな印象になります。

ブローグの種類

ブローグには主に以下の4種類があります。

・パーフォレーション

・パンチドキャップトゥ

・メダリオン

・ピンギング

この他にも色々とあるのですが、とりあえずよく使われるものをご紹介します。

パーフォレーション

革靴の甲部分や側面などに施される穴飾りのことです。

一般的には画像のように大きい穴と小さい穴を組み合わせた「親子穴」を施されることが多いですが、たまーに大きい穴のみの「単穴」が施されるパターンもあります。

パンチドキャップトゥ

キャップトゥとはストレートチップに見られる横一直線の縫い目のことです。

その縫い目に画像のように親子穴が施されているのがパンチドキャップトゥです。

メダリオン

つま先の部分に施される穴飾りのことです。

メダリオンには色んなパターンがありますが、よく見かけるのは画像のハート形っぽいものと羊の角を模した形のものです。

ビスポークとかだと自分のイニシャルを模したパターンを入れてくれる事もあるみたいですよ。

ピンギング

最後に穴飾りではありませんが、ピンギングのご紹介です。

ピンギングとは革の端がギザギザになっているものを指します。

元々は糸のホツレ防止のために施されたみたいですね。

ブローグシューズの種類!

ブローグシューズには以下の4種類があります。

・パンチドキャップトゥ

・クォーターブローグ

・セミブローグ

・フルブローグ

パンチドキャップトゥとクォーターブローグに関しては、同じものとしているメーカーやサイトなどもありますが、本ブログでは分けて紹介したいと思います。

まあ、ぶっちゃけどっちがどっちでもいいんですけどね。

ちなみに、パンチドキャップトゥ → クォーターブローグ → セミブローグ → フルブローグの順でカジュアルになっていきます。

パンチドキャップトゥ

パンチドキャップトゥはその名の通りパンチドキャップトゥのみ施されているパターンです。

パンチドキャップトゥの名作といえば、泣く子も黙るジョンロブのフィリップⅡですね。


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パンチドキャップトゥはブローギングが施されているとはいえ、ほぼストレートチップなのでフォーマル度は高いです。

通常のビジネスシーンはもちろん、内羽根の黒であれば冠婚葬祭も問題ないと思います。

むしろストレートチップよりも華やかかつフォーマルな見た目なので、使い勝手はかなりいいと思いますよ。

クォーターブローグ

パンチドキャップとパーフォレーションが施されているものをクォーターブローグといいます。


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パーフォレーションが施されているとはいえ、フォーマル度は高いです。

冠婚葬祭で使うのはちょっと厳しいかもしませんが、ビジネスシーンでは問題なく使えますね。

セミブローグ

パンチドキャップ、パーフォレーション、メダリオンが施されているものがセミブローグです。
ものによってはここにピンギングも追加されます。

こちらの記事で紹介しているU1541もセミブローグになります。
ちなみにU1541はピンギングが施されているタイプのセミブローグです。

内羽根で黒か濃い茶色のセミブローグであれば、基本的にビジネス使いでも問題ありません。
のすけ のU1541は外羽根で赤茶色ですが、普通に会社に履いていってます。
この辺は会社によるかもしれませんけどね。

こちらの記事で紹介しているソフィアなんかはサイドエラスティックですが、ダークブラウンなんで汎用性高いですよ。

セミブローグはスーツやジャケパン、ジャケットにジーンズといった幅広い服装に対応できるデザインですので、1足あると重宝しますよ!

フルブローグ

フルブローグはウィングチップ、パーフォレーション、メダリオンが施されている靴のことです。
セミブローグと同じく、ピンギングが施されているものとそうでないものがあります。

フルブローグの名作といえば、上でも言ってますが、こちらの記事でも紹介しているトリッカーズのバートンです。

フルブローグもセミブローグと同じく、内羽根で黒か濃い茶色であれば、基本的にビジネス使いでも問題ないと思いますよ。

またこちらの記事で紹介しているVASSは、外羽根ですがダークブラウンですしピンギングも施されていないので、スーツに合わせても問題ないと思ってます。

フルブローグもモデルによってはカジュアルに振ってるものもありますが、スーツに合わせられるモデルも多いので汎用性はかなり高いと思いますよ!

まとめ

Q.スーツに合わせてもいいのはどこまで?

A.基本的にはフルブローグでも内羽根でピンギングなしで黒か濃い茶色だったら問題なし!!

だと のすけ は思ってます。当然、細かいところは会社によると思いますが。

あとは冠婚葬祭であっても内羽根で黒だったら、パンチドキャップトゥもOKです。
むしろ、めでたい感じ出るんでストレートチップより向いてる説まであります。

そして汎用性が最も高いのは、やっぱりセミブローグです。一家に一足必要なレベルです。

ただブローグ好きとしては、やっぱりフルブローグを愛でたい気持ちが強いもんです。

でもブローグがあればパンチドキャップトゥだって愛せる。

皆さんも良きブローグシューズと出会えますように!!

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